コンゴ民主共和国東部で反ルワンダデモ

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2022年6月15日コンゴ民主共和国の東部ゴマ市でルワンダ政府が反政府武装勢力(M23)を支援しているとして抗議デモが行われました。治安部隊は群衆を解散させるために催涙弾を発射し、少なくとも1人のデモ参加者が負傷しています。ルワンダ人の経営する店への略奪も行われました。

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ルワンダによる「侵略」があったとして抗議するグループ(KSTPのウェブサイトよりキャプチャ)

コンゴ民主政府が2009年の和平協定を順守していないとし、反政府武装勢力は昨年11月下旬に活動を再開、コンゴ民主軍との衝突が続いていました。コンゴ民主軍当局によると13日、東部ゴマ市近郊の町ブナガナが反政府武装勢力に占領されたとのことです。

コンゴ民主共和国はルワンダが反政府武装勢力を支援していると非難していますが、ルワンダ側は関与を否定しています。双方の国境を超えた砲撃も行われており、民間人にも被害が出ていることから、両国間で緊張が高まっています。滞在中の方は現地最新情報にご注意ください。

 

 

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