2025年7月29日ベラルーシ国防省は首都ミンスク市内の住宅地に攻撃用ドローンとみられる物体が1機落下したと発表しました。首都上空に飛来したドローンを妨害電波等で撃墜したとのこと。死傷者は報告されていませんが、ドローンには爆発物が仕込まれていました
本件はウクライナとロシアの軍事衝突に伴うドローン人的被害は報告されていませんが、落下地点付近に駐車されていた車両複数台が損壊した模様です。深夜2時半ごろに確保されたドローン墜落現場には爆発物処理班が駆け付け、確認を行ったところTNT火薬と金属玉が付属していたとのこと爆発と同時に金属玉が飛散することにより殺傷能力を高める目的があったものと想定されています。
ドローンにはウクライナの文字が記載されていますが、「ドイツ製」と書かれた部品も使用されていました。ベラルーシはロシアと同盟関係にありますが、直接的にウクライナへの攻撃には参加していません。今回ベラルーシの首都に向けて攻撃用ドローンが飛行してきた背景や犯行主体は現時点で不明です。