パリ警察当局の予測によれば参加者は多くても5000名程度とのことであり、非常に大きな規模とは言えませんが、当局は11日午後から12日までシャンゼリゼ通り、コンコルド広場、ノートルダム大聖堂、パリ警視庁、シャン・ラザール駅、シャン・ド・マルス等主要地点でのデモ禁止を発表しています。また、フランスの治安を担当する内務大臣はイエローベスト運動再開に先立って、治安当局に対し、防御目的での各種武器使用について発表を行っています。
なおパリ以外でもマルセイユ、リヨン、ナント、トゥールーズ、ストラスブール等でもイエローベスト運動の呼びかけが確認されています。
イエローベスト運動の他にも人種差別に抗議するデモなども呼びかけられています。過去、フランス国内でデモ隊と治安当局が大規模に衝突したり、一部デモ参加者が周辺店舗の破壊・略奪を行ったといった事例も発生しています。群衆の集結地点を見かけた場合には速やかにその場を離れることをおススメします。