2020年10月27日、フランス首都パリのシャンドマルス公園付近で銃の弾薬が多数入ったカバンが発見されました。その前には凱旋門周辺で爆発物があるとの情報に基づき、治安当局が周辺を数時間にわたって封鎖しています。この影響で周辺の公共交通機関の運行も一時ストップしていました。
https://twitter.com/Ligne1_RATP/status/1321110743580844035?s=20
両者が同じ犯行グループによるものなのかは不明であり、現在捜査が進められています。報道によれば、シャンドマルス公園付近で見つかった銃弾は12mmと22mm口径の二種類であり、本物の実弾であったとのこと。
https://twitter.com/Mediavenir/status/1321120507983527937?s=20
なお、フランスではイスラム教預言者ムハンマドを侮辱したとの批判のある風刺画を新聞社が掲載したことに関連し、表現の自由と信教に関する議論が活発になっています。特に16日パリ郊外の学校で関連する風刺画を授業で用いた教師が学校付近で首を切断して殺害される事案を巡り、外交問題にも発展している状況です。
政治家同士の舌戦に留まらず、中東を中心に複数の国でフランス製品の不買運動が起こっており、フランス外務省は自国民に対しそうした国では自身の安全確保に注意するよう呼びかけています。