パリ市内中心部での衝突・火災

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2023年5月1日フランス首都パリ市内、ナシオン広場で労働者団体と治安当局が衝突しました。付近では大規模な火災も発生しており、大勢が逮捕されているとみられています。同国では年金改革を巡る反政府抗議活動が長引いており、群衆に接近することはおススメしません

 

警察発表によるとメーデー(労働者の日)に集結した抗議参加者はパリ市内で約55万人とされています。一部参加者は自家製の火炎瓶などを警察に投げつけるなど暴力的な行動に出ました。警察側は放水銃なども用いており、警察側、抗議者側双方に負傷者が出ています。警察は平和的な集会やデモは認めるもののの、暴力行為に訴えるものは逮捕するという姿勢で対処しているとみられ、デモや集会に参加していない場合でも状況によっては身柄を拘束される可能性があります。

 

原因は不明ですが、パリ市内東側ナシオン広場では大規模な火災が発生している様子が確認されており、接近は危険です。

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