フランス首都郊外ホテルでの爆発物製造者逮捕

この記事のURLをコピーする

2024年6月3日フランス首都パリ近郊ロワシー・アン・フランスのホテルで小規模な爆発が発生しました。警察らが捜査に入ったところ、滞在していた男が爆発物を作成しようとして誤って材料を爆発させ負傷していたため同人を逮捕しました。現在テロ対策当局が捜査を実施しています。

france-explosive
フランス治安当局が公表した押収された爆発物(BFM TVの動画よりキャプチャ)

逮捕されたのは現在ロシアが実効支配するウクライナ領内ドンバス出身のロシア人とのこと。自分が作成していた爆発物を誤って爆発させ腕や顔に重度のやけどを負っているとのこと。爆発の発生後ホテル周辺は一時封鎖され、警官らが負傷している犯人を発見したとの事です。爆発物を作成したのち、どういった場所で爆発させる予定だったのか、は明確ではありません。

 

2017年以降本年5月までにフランス治安当局は50件以上のテロ計画を未然に阻止してきたと発表されています。日本語でほとんど報じられることがありませんが、これは年間7-8件ペースであり、フランス国内へのテロ脅威が一般的な日本人が思うよりも大きいことを示唆しています。

海外安全メールマガジン登録