フランス南部ユダヤ教施設前での放火事案

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2024年8月24日フランス南部モンペリエ近郊グランド・モットのユダヤ教施設前で車両2台が放火され、爆発も発生しました。翌日までに近隣のニームで事件に関与したとみられる男が逮捕されています。本件はユダヤ人、ユダヤ教を標的としたテロと判断されており、同国内で警備強化が指示されました

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シナゴーグ施設駐車場で炎上する車両(フランス24のウェブサイトよりキャプチャ)

本件は土曜日のユダヤ教施設を標的に、ガスボンベを積んだ車両への放火という形で行われました。警備の警官1名が負傷しましたが、一般人には死傷者はいませんでした。フランス大統領、首相はSNS等を通じて本事案を非難するとともに、ユダヤ人、ユダヤ教関連施設の警備強化を発表しています。

警察の捜査の結果、事件発生地から約50キロ北側のニームで1名が逮捕されており、テロ容疑での取り調べが進められています。

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