2025年2月22日フランス東部ミュールーズ市内の路上で行われていたデモ付近で男が警官らに切りかかりました。犯人を止めようとした外国人男性が死亡し、警官3名が負傷しました。犯人はその場で逮捕されており、テロ容疑で捜査が進められています。
事件が発生した際、コンゴ民主共和国への連帯を示すデモが行われていました。デモ周辺で警戒を行っていた警官らにアルジェリア国籍の男性が「神は偉大なり」と叫びながら切りかかったとのこと。警官らが負傷した際、ポルトガル人男性が男を取り押さえ事件に介入しようとしましたが逆襲に遭い刺されて死亡しました。警官は3名が負傷しましたが命に別状はありません。
犯人はアルジェリア国籍の男性でその場で逮捕され、即座にテロ容疑での取り調べが始まりました。マクロン大統領、バイルー首相及びミュールーズ市長らが相次いで犠牲者への哀悼の意を表すとともに、過激主義への警戒を呼び掛けています。
デモやイベント等大勢の人が集まる場面は、スリや置き引きといった一般犯罪はもちろんのこと刃物や自動車等によるテロ・襲撃の標的になりやすいと言えます。特に政治的主張や国際問題に関連した