2025年7月15日フランス中東部リヨン市北側郊外に位置する村落で私的なトラブルから発砲事案に至り、1名が死亡しました。夕方の時間帯の公道上での出来事であり、フランスにおいても一般人の近くで銃撃事案が起こりうることを示唆するものです。
事件はリヨン市北側のクゾン・オー・モン・ドールにあるクゾン橋付近で発生しました。公道上で言い争っていた男性同士が殴り合いになった末、片方の男性が銃を取り出し発砲したとのこと。銃撃を受けた男性は病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
銃を持ったまま逃走していた男性は数時間後に現地警察が逮捕したと報じられています。本件は家族及びその交際相手に関するトラブルが発端とのこと。現在逮捕された41歳の男性の取り調べが行われており、動機や武器の入手経路が明らかになると思われます。
一見、日本でも起こりえるようなトラブルではありますが、日本では公道上で銃が発砲され流れ弾が生じることはまずありえません。米国に比べれば銃器の流通が少ない欧州諸国ですが、日本に比べれば身近で発砲が起こりえる事案と言えます。