フランス西部観光地での車両突入事案

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2025年11月5日フランス西部のオレロン島で、車両が歩行者に突入する事件が発生しました。事件は観光地として知られる同島中心部で発生し、少なくとも10人が負傷しました。現場から一時逃走した犯人は既に現地警察が逮捕済みですが、動機等は現時点で不明です

 

車両の突入事案は地元住民や観光客が多く集まる時間帯に発生しており、同島の住民である容疑者は車両で意図的に人々を狙ったとみられています。容疑者は車両で複数人をはねた後、現場から逃走しました。フランス治安当局は容疑者をすぐに拘束し、現在取り調べを進めています。犯人が犯行前にアラビア語で「神は偉大なり」と叫んだとの目撃証言もありますが、現時点で容疑者の動機や犯行声明は確認されておらず、犯人は過激派監視リストにも載っていなかったとされています。現場は一時的に封鎖され、警察が周辺の安全確保に努めています。

フランスに対するトラベルアドバイスを日・米・英・豪4か国で比較すると一見日本政府外務省発表の表示は危険情報なし/リスクマップ白となっていますが、テロへの警戒を怠らないよう別紙があります。またフランス政府自身のテロ警戒レベルは最も高いレベルで高止まりしている点にも注意が必要です。フランス滞在中の方、渡航予定の方は、公共の場での不審な行動に注意し、特に観光地や人が集まる場所では周囲の状況に注意を払い、緊急時には速やかに安全な場所へ避難するようおススメします。

【参考】フランス治安最新情報

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