2025年6月中旬以降、英国北アイルランドのポータダウン周辺で反移民を主張する暴徒の暴力行為が断続的に発生しました。警官隊への投石や火炎瓶を用いた攻撃も行われています。発端はルーマニア系移民の少年が地元少女に対し性的暴行した容疑で逮捕された事案とされています。
6月9日、現地の少女がルーマニア系移民の14歳少年らによって性的暴行を受けたこと、また逮捕された少年らが事件を否認したことで現地住民の一部が反移民を訴え暴力行為を開始しました。ただし、ルーマニア系と無関係であったり、移民であっても長年現地に定着している住民の自宅等にも損壊行為が散見されています。本件を受け、治安の回復を目的として警官隊らが派遣されましたが、暴徒の一部は警官隊にも攻撃wを行ったため放水銃を用いるなどより強硬な手段で群衆を解散させ、治安回復に向けた取り組みを継続しています。