ギリシャ国内各地 史上最悪級の山火事

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2024年6月下旬、ギリシャ国内各地で過去最悪級の山火事が続発しています。今週も熱波と大気の乾燥が予報されており、火災リスクが高いと報じられています。滞在中の方は最新情報や当局の避難指示に注意を払うとともに、安全確保を優先した行動をおススメします。

7月1日時点で現在広い範囲で延焼している地域は主に三地点です。

・ザキントス島中央部

・アギア・マリーナ地域

・ビオティア郡ディストモ地域(首都アテネから北西方向約160キロ)

その他、6月30日までに山火事がいったん抑え込まれた地域でも気温の上昇や乾燥に伴い再度燃え広がる恐れがあるとされる地域も複数あります。中には首都アテネから20-30キロの近郊も含まれています。

 

山火事の対応を主管するギリシャ気候危機・市民防災省のホームページでは毎日火災の発生状況等を公開しています。説明文はギリシャ語ですが地図上に橙や赤で火災危険度で示されておりリスク度合いは視覚的に理解できます。
https://civilprotection.gov.gr/arxeio-imerision-xartwn

 

同省では以下4点を山火事発生地点周辺の住民に繰り返し周知しています。日本人で現地に駐在、旅行されている方も是非再確認ください。

・山火事地域に近づかないこと。
・立ち入り禁止標識のある森林地区には立ち入らないこと。
・火災のきっかけになり得る行動(枯草、枯れ枝等の焚火、屋外で火気を用いた調理、たばこの投げ捨て等)を一切行わないこと。
・火を発見したら、速やかに112番、または199番に通報すること。

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