2022年4月以降、セルビアやアルバニアと並び、コソボ国内でも爆破予告が多発しています。 セルビア治安当局は同国内での爆破予告はウクライナ情勢に関連しているとの見解を示していますが、コソボ国内での爆破予告はセルビアとの係争などの関連もあると見られており、真相はつかめていないとされています。
6月2日には首都プリシュティナの空港への爆破予告に伴い空港が一時閉鎖されました。
コソボ国内では一日に最大73件の爆破予告が発生した日もありますが、現在まで本物の爆発物が見つかった事例はありません。ただし、治安当局は国民に対し、うその爆破予告を流すことは犯罪である旨注意喚起した上で、所有者不明の荷物等には近づかないよう呼びかけています。
現地滞在中の日本人の方も長時間放置されている「不審物」には近づかないこと、また治安当局から避難指示等があった場合には速やかに指示にしたがって避難するようおススメします。