ポーランド重要施設の写真撮影罰則付き禁止令

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2025年4月17日ポーランド政府は「祖国防衛及びスパイ対策法」を施行し、安全保障上の重要な施設を写真撮影した場合罰則が科されることになりました。外国人を含め、重要な施設を不用意に撮影した場合には罰金や拘留を含む罰則が科されますのでご注意下さい。

 

本件はロシアとウクライナの軍事衝突が長期化する中で、ポーランドにおける防衛強化及びスパイ行為の防止を目的とした法律・規則となります。撮影禁止の標識が掲示された施設や当該施設内の人や設備・道具等を許可なく写真/動画で撮影した場合、罰金または拘留の対象となります。また撮影に用いられた機材は没収されることもあります。具体的にどのような施設が撮影禁止対象となるのかは明確に公開されていませんが、主として軍事施設や空港・港湾が含まれると想定されます。

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ポーランド政府が公表している写真撮影禁止施設の掲示例

 

 

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