2024年12月17日現地朝、モスクワ市内の住宅街でロシア軍の高官が自宅から出てきた際に爆発が発生し、暗殺される事案が発生しました。本件はウクライナの特殊部隊による犯行とみられており、標的はロシア軍高官のみだったと想定されます。他方で、ロシア首都でも外国の作戦によりロシアから見た「爆破テロ」が発生している点には注意が必要です。
2024年11月10日ロシア西部の首都モスクワに対しウクライナによるドローンを用いた反撃が行われました。ウクライナ国境からは400キロ以上離れている首都に対し、40機近いドローンによる攻撃が行われました。一時周辺の3空港が運用を停止した他、5人が負傷したと報じられています。
2024年8月26日ロシア中部サラトフ市に対し、ウクライナ軍によりドローンによる攻撃が行われました。高層マンションへの攻撃も行われ住宅が損壊しており、少なくとも1名が負傷しています。同市はウクライナ国境から約900キロ離れており、国境以外でも戦争の影響が生じつつあるといえます。
2024年8月21日早朝、モスクワ州ポドリスク市周辺にウクライナによるドローン攻撃が実行されました。防空システムによりドローン11機が撃墜されており、人的被害は報告されていませんが、モスクワ市まで40キロほどの地点に攻撃が行える状態であり、首都在住の方も最新情報に注意が必要です。
2024年8月18日ロシア極東カムチャッカ半島付近でM7規模の地震が発生した後、シベルチ火山、パラムシル島の火山が相次いで噴火しました。現時点で地震と噴火の関係は明確ではありませんが、ロシア科学アカデミーはさらなる地震への警戒が必要である旨発表しています。
2024年8月9日現地未明、ロシア南部リペツク州、ベルゴロド州等でウクライナ軍による攻撃が発生し、爆発や火災が観測されています。ウクライナ国境から訳300キロ離れているリペツク州の州都ではドローン攻撃により少なくとも9名が負傷し、複数の自治体に避難命令が発令されています
2024年6月23日ロシア南部ダゲスタン共和国でユダヤ教やロシア正教の施設等複数箇所が襲撃される事案が発生しました。事案は共和国首都のマハチカラを含む3つの都市でほぼ同時に発生し、少なくとも9人が死亡しています。現時点で犯行声明等は確認されていません。
2024年3月22日ロシア首都モスクワ近郊クラスノゴルスクのコンサートホールで少なくとも3名の武装集団が銃撃を実行した他、爆発が発生しました。事件後ホールは炎上しています。少なくとも12名が死亡、約40名が負傷しています。現場付近は当局により封鎖されています。
2024年3月2日ロシア北西部サンクトペテルブルグ市のアパートにドローン攻撃が行われ建物が損壊する事案が発生しました。複数名が病院に運ばれた模様ですがロシア当局は人的被害はないと発表しています。
2024年1月18日ロシア北西部レニングラード州サンクトペテルブルク付近で無人機による攻撃が行われ、ロシア軍が撃墜しました。破片が石油ターミナルに落下しましたが、けが人等の報告はありません。本件はウクライナによる反撃とみられており、同地域への攻撃は今回が初めてとなります。