2025年5月9日はロシアにとって対独戦勝記念日の一日となっています。特に今年は1945年から80周年であることも踏まえ、首都モスクワには30人近い各国首脳が集まり、大規模な式典、軍事パレードが行われます。各種イベントを前にウクライナからのドローン攻撃が連日行われる等警戒が高まっている点にご注意下さい。
2025年3月11日未明、ロシア首都モスクワで300機以上のドローンによる大規模な攻撃が観測されました。少なくとも1名が死亡、3名が負傷した他、一部住宅で火災が発生しているとのこと。現在モスクワ周辺の4つの空港と近隣2都市の空港で航空機の離発着が停止しています。
2025年3月3日、ロシア警察の情報によれば、日本製の医薬品をロシア国内に持ち込もうとした船員を入国検査時に麻薬持ち込みの罪で刑事訴追されています。同船員が持ち込もうとしたのは日本国内で広く販売されている医薬品でしたが、同国の法律上麻薬として扱われる成分が含まれているとのこと。
2024年12月17日現地朝、モスクワ市内の住宅街でロシア軍の高官が自宅から出てきた際に爆発が発生し、暗殺される事案が発生しました。本件はウクライナの特殊部隊による犯行とみられており、標的はロシア軍高官のみだったと想定されます。他方で、ロシア首都でも外国の作戦によりロシアから見た「爆破テロ」が発生している点には注意が必要です。
2024年11月10日ロシア西部の首都モスクワに対しウクライナによるドローンを用いた反撃が行われました。ウクライナ国境からは400キロ以上離れている首都に対し、40機近いドローンによる攻撃が行われました。一時周辺の3空港が運用を停止した他、5人が負傷したと報じられています。
2024年8月26日ロシア中部サラトフ市に対し、ウクライナ軍によりドローンによる攻撃が行われました。高層マンションへの攻撃も行われ住宅が損壊しており、少なくとも1名が負傷しています。同市はウクライナ国境から約900キロ離れており、国境以外でも戦争の影響が生じつつあるといえます。
2024年8月21日早朝、モスクワ州ポドリスク市周辺にウクライナによるドローン攻撃が実行されました。防空システムによりドローン11機が撃墜されており、人的被害は報告されていませんが、モスクワ市まで40キロほどの地点に攻撃が行える状態であり、首都在住の方も最新情報に注意が必要です。
2024年8月18日ロシア極東カムチャッカ半島付近でM7規模の地震が発生した後、シベルチ火山、パラムシル島の火山が相次いで噴火しました。現時点で地震と噴火の関係は明確ではありませんが、ロシア科学アカデミーはさらなる地震への警戒が必要である旨発表しています。
2024年8月9日現地未明、ロシア南部リペツク州、ベルゴロド州等でウクライナ軍による攻撃が発生し、爆発や火災が観測されています。ウクライナ国境から訳300キロ離れているリペツク州の州都ではドローン攻撃により少なくとも9名が負傷し、複数の自治体に避難命令が発令されています
2024年6月23日ロシア南部ダゲスタン共和国でユダヤ教やロシア正教の施設等複数箇所が襲撃される事案が発生しました。事案は共和国首都のマハチカラを含む3つの都市でほぼ同時に発生し、少なくとも9人が死亡しています。現時点で犯行声明等は確認されていません。