ロシア首都住宅地区内での自爆事案

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2025年12月24日未明ロシア首都モスクワ市南部の住宅街で警察官が尋問しようとした男が自爆し、合計3名が死亡しました。現場付近では前日にロシア軍高官が爆発により死亡しており、連続爆破事案として捜査が行われています

 

ロシア当局の発表によれば、24日午前1時30分頃、モスクワ市南部、旧ソビエト時代からのアパートが並ぶ住宅街の路上で交通警察官が不審な人物に接触した際、爆発が発生し、警察官2名と当該人物の計3名が死亡したとのこと。現場には多数の警察車両が集結し、周辺道路は封鎖され、夜通しで捜査が行われました。

現地では爆発の衝撃音が広範囲で確認され、SNS上でも深夜の警察活動の様子が複数投稿されています。ロシア当局は周辺住民に対し、現場付近に近づかないよう呼びかけています。モスクワ市内では、治安当局を狙ったとみられる事件が断続的に発生しています。モスクワでは「戦争」状態であることを感じることは稀で、市内も日常生活が継続していますがウクライナとの軍事衝突当事国であるという点は疑いようのない事実です。

本件に関するウクライナ側の関与は現時点で立証されていませんが、今後も同様の事案が発生する可能性があります。モスクワに滞在中の方は、警察活動が行われている地域や人が集まっている場所には近づかず、最新の報道や当局の発表を確認し、安全確保を最優先に行動するようおススメします。

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