2025年11月1日セルビア北部ノビサド市および首都ベオグラードを中心に大規模な集会が予定されています。1年前のノビサド駅屋根崩落事故に関連しており、滞在中の方は集会会場や国会議事堂付近への接近を控えるようおススメします
2024年11月1日、セルビア北部ノビサド市の鉄道駅で改修直後のコンクリート屋根が崩落し、16名が死亡、1名が重傷を負う事故が発生しました。事故から1年を迎える2025年11月1日には、全国各地で追悼行事が予定されており、特にノビサドおよび首都ベオグラードでは学生団体や遺族による抗議活動が行われる見込みです。
セルビア国内では事故後一年間にわたって駅周辺や首都中心部での抗議集会や街頭デモが継続しており、政府による責任追及の遅れや情報統制に対する不満が高まっています。一部の遺族は「屋根が自然に崩れたわけではない(人災である)」として、改修工事の不備や行政の怠慢を訴えています。
在セルビア各国大使館はそれぞれの自国民に対し、抗議活動が突発的に暴力的になる可能性があるとして、群衆の近くには近づかず、現地当局の指示に従うよう注意喚起を発出しています。また、空港や主要道路での交通規制や遅延が発生する可能性があるため、移動予定のある方は航空会社や交通機関の最新情報を確認してください



