2023年9月3日~4日にかけてスペイン中央部および南西部で豪雨が続き、各地で洪水被害が発生しています。特に被害が大きかったのは首都近郊のトレド及び西部沿岸のカディスでした。全土で少なくとも3名が死亡、3名が行方不明となっています。
首都マドリッドでは市民に対し、被害を最小限にするため外出を極力控えるよう要請が出されています。
一連の豪雨は大西洋からゆっくりと進む低気圧によって長期間にわたり雨が降り続いたことによるものです。北部でも豪雨による被害は発生しており、今後の降雨状況によっては緩んだ地盤が更に影響を受け、土砂崩れ等が続発する可能性も否定できません。
滞在中の方は現地最新気象情報に十分ご注意下さい。