スペイン首都バルセロナでのデモ隊と警官隊の衝突

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2025年10月5日スペイン首都マドリード市内で開催された親パレスチナデモにおいて、一部参加者と警察との間で衝突が発生しました。参加者の一部が警察のバリケードを突破しようとしたため混乱が拡大しました。少なくとも8名が逮捕され、20名以上の警察官が負傷しました

 

抗議活動は、パレスチナ情勢に対するスペイン政府の対応や武器輸出政策への批判を背景に行われたもので、参加者は「Free Palestine」などのスローガンを掲げ、市内大通りや政府庁舎前で座り込みを行いました。類似の抗議活動はスペイン国内でマドリード以外に約70の都市で行われています。

現地報道によれば、主催者側は約40万人の参加を発表していますが、実際の参加者数は約10万人前後と見られています。抗議は平和的に始まりましたが、夕方以降一部が過激化し、警察との衝突に発展しました。スペインに滞在中の方は、不用意にデモに近づくと怪我をしたり、身柄を拘束されたりする危険性がありますのでデモ隊・警官隊の集結地点には近づかないよう強く推奨します

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