2024年9月6日、在タジキスタン米国大使館は9月9日の同国独立記念日前後のテロへの警戒を怠らないよう米国籍の滞在者に呼びかけました。過激派によるテロが警戒されること、現地治安当局が警戒を高めていることが背景です。
米国の注意喚起では、独立記念日前後の長期休暇中、テロ攻撃を警戒した現地治安当局の警戒が高まっていると記載されています。住宅街やクラブ、レストラン、マーケット、宗教施設やホテル等人が多く集まる場所ではテロの可能性があることを念頭に安全確保に十分注意して行動するよう呼びかけられています。
具体的な注意事項と当サイトによる日本語訳は以下の通りです。
Actions to Take:
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Avoid non-essential travel to areas along the Tajikistan-Afghanistan border region and Gorno-Badakhshon Autonomous Oblast.
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Maintain a high level of vigilance and take precautions to bolster your personal security while overseas. Be aware of your surroundings. Keep a low profile and stay alert in locations frequented by tourists/westerners.
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Review your personal security plans.
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Notify friends and family of your travel plans.
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U.S. citizens who travel abroad should always have a contingency plan for emergency situations. Review the Traveler’s Checklist.
タジキスタンとアフガニスタンの国境地域およびゴルノ・バダフション自治州への不要不急の渡航は避ける。
高度な警戒態勢を維持し、海外滞在中の身の安全を強化するための予防措置を講じること。周囲の状況に注意すること。観光客や欧米人が頻繁に訪れる場所では、目立たないようにし、警戒を怠らないこと。
個人的な安全対策を見直す。
友人や家族に旅行計画を知らせる。
海外旅行をする米国市民は、常に緊急事態に備えた計画を立てておく。米国政府が推奨する旅行者用の安全対策チェックリストを確認する