中央アジア各国ノウルーズ休暇中のテロ警戒

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3月20日前後から一週間ほどイラン、タジキスタン、キルギス、ウズベキスタン等中央アジア各国で新年の大型祝祭日を迎えます。一般論として大型祝祭日のイベント等で人が多く集まる場所では一般犯罪やテロのリスクが高まるため注意が必要です。14日在タジキスタン米国大使館もテロ警戒の注意喚起を発しました。

 

現地の伝統的祝日等の機会にはお祝いムードに乗って警戒心が下がった人々が多く集まるイベントが多く行われます。このような状況ではスリや置き引き等を狙う窃盗犯が群衆に近づいて集まる傾向にあるほか、効率よく大勢を殺傷できるためイベントに集まる群衆を標的としたテロを起こそうとするグループも少なくありません。各種イベント会場やマーケット、宗教施設、外国人が多く集まる観光名所やレストラン等に近づく機会を極力減らすこと、またそうした場所では常に周囲の様子をうかがうといったご自身を守る取り組みをおススメします。

特にタジキスタン国内ではテロの可能性が否定しきれない、との趣旨で現地米国大使館が現地滞在中のアメリカ人向けに「3月21日~27日まで外国人が集まるクラブやレストランといった施設を含む場所でのテロに警戒が必要」との注意喚起を発しています。

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