2025年1月31日現地夜、ベリーズ首都ベリーズシティ市内のスタジアムで行われていたサッカーの試合中、銃撃事件が発生し、1名が死亡、3名が負傷しました。銃撃音により、会場内の観客がパニックになり一時出入口に群衆が殺到したとのこと。銃撃を受け死亡したのは地元のギャング組織幹部でした
事件が発生したのはベリーズシティ中心部のマリオン=ジョーンズスタジアムでした。現地サッカー協会主催のサッカートーナメント試合中に複数の銃撃音が聞こえ、選手、観客が一斉に逃げ出したことで一時スタジアム内が騒然としたとのこと。本件について現地警察は無差別銃撃事案と、ギャング組織の幹部個人を狙った標的殺人事案の両面から捜査を行っています。
ベリーズサッカー協会はサッカーの試合会場が安全に楽しめる場所であるべきであり、本件のような銃撃が二度と発生しないよう一致団結して取り組まなければならない、とメッセージを発表しました。ベリーズは日・米・英・豪によるトラベルアドバイス上それほど高いリスクレベルは設定されていないものの、銃を用いた犯罪は一定の割合で発生しています。イベントや大勢の人が集まる場所(サッカーの試合会場を含む)では常に周囲の様子に気を配り、万が一の際の避難ルートなども想定して外出することが推奨されます。