ボリビア全国での選挙に関する注意喚起

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2025年8月17日、ボリビア全土で大統領選挙・国会議員選挙の投票が行われます。選挙前後には主要道路での交通規制やアルコールの販売・消費の禁止といった行動制限が実施されます。国内でも長距離移動は困難となるため滞在中の方はご注意下さい

 

ボリビアでは選挙前後の治安対策として選挙2日前から選挙翌日まで(15日~18日)の間アルコール飲料の販売や消費は全面的に禁止されます。また選挙当日17日は終日事前に許可を得た車両以外は通行禁止となり、公共の場で複数名が集まることや選挙の応援あるいは反対を主張することも禁止されます。長距離バスは完全に運休となるほか、航空機は国際線のみの運航となりますのでご注意下さい。

 

また、モラレス前大統領は本年5月に憲法裁判所から今回の大統領選挙への出馬を認められておらず、現時点で正式な立候補者となっていません。同氏の支持者らは「無効投票」呼びかけキャンペーンを実施しており、投票日前後も選挙関連の抗議を行う可能性があります。これらの行為は上述の通り禁止されているため治安当局による強行的な取り締まりや衝突につながる恐れも否定はできません。

特に選挙の投票が行われる17日は極力外出を避け、特に政府機関の入る建物や投票所への接近、また群衆・治安当局関係者が集結している地点への接近は避けることを強くおススメします。

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