2024年6月11日、ブラジル南東部クリチバ市内中心部の繁華街で停車中の車両から物品を盗んでいた男を警官が銃撃する事案が発生しました。現場は日本総領事館からも至近距離の人通りの多い交差点付近です。通行人の被害はありませんでしたが、窃盗犯は警官から銃を奪っていた場合には被害が広がっていた可能性がある事案でした
銃撃を受け、病院に搬送された窃盗犯は停車中の荷物配送車から配送前の荷物を盗んでいたとのこと。警察官が駆け付け取り調べを行おうとしたところ、同人が警官の銃を奪おうと試みたため、警官が銃撃を加えました。男は被弾し、その場に倒れましたが、命に別状はなく現在病院で治療中です。
幸い通行人には被害はありませんでしたが、人通りの多い、クルス・マシャド通りとエルメリノ・デ・レアオ通りの交差点付近で発生した事案であり、巻き添え被害が発生しうる状況だったと言えます。海外ではご自身の周辺で銃撃が発生する可能性もゼロではないことを認識しておくことが推奨されます。