チリ首都市内日本人の携帯ひったくり事案

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2025年9月2日チリ首都サンティアゴ市の路上で、現地在住の日本人男性がひったくり被害に遭う事件が発生しました。被害者は手に持っていた携帯電話をバイクに乗った犯人に奪われ、現地日本大使館に被害を通報しました。

 

本件は首都サンティアゴ市内でも比較的治安が安定しているとされるラス・コンデス地区にある商業施設(Mercado Urbano Tobalaba)付近で発生したものです。近年、同地区でもバイクによるひったくりが散発的に発生しており、スマートフォンや貴重品を容易に持ち去れる場所で所持することで犯罪の標的となる傾向が見られます。

在チリ日本国大使館は、以下の防犯対策を呼びかけています:

  • 常に周囲への注意を怠らないこと

  • 貴重品を人目につく場所に出さないこと

  • 可能な限り、貴重品は持ち歩かないこと

  • 万が一被害に遭った場合は、深追いや無理な抵抗をせず、相手を刺激しないこと

  • 歩行中に携帯電話を操作する「ながら歩き」は絶対にしないこと

チリ滞在中の方は、都市部であっても油断せず、日没後の外出や人通りの少ない場所での行動には十分注意を払ってください。特にスマートフォンや高価な所持品は、真に必要な使用時以外は目立たないように管理し、犯罪被害のリスクを最小限に抑えるよう心がけてください。

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