コロンビア南部火山活動活発化に伴う警報発令

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2025年11月30日コロンビア南部コーカ県に位置するプラセ火山の活動が活発化しており、現地当局が一段階警戒レベルを引き上げました。火口直下1キロ以内での地震が頻発しており、警戒が高まっています。火山灰による航空機への影響にも懸念が広まっています。

volcan prase

 

アメリカ政府機関の内地震や火山活動をモニタリングしているコロンビア地質調査所によれば、多数の火山性微動が火山直下で発生しており、火山活動が非常に活発になっております。これまでのところ、大規模な火山灰の噴出は衛星画像等では確認されていませんが、国際的に監視体制が強化されています。コロンビア政府は森林警備隊や防災当局を通じて監視体制を強化し、住民に対して避難準備を呼びかけています。火山周辺地域では交通規制等により一般の方の移動が困難になる可能性もあるため、滞在中の方は最新の現地情報にご注意下さい。

 

また、過去プラセ火山が噴火した際には、広い範囲に火山灰が拡散し、アメリカや中米諸国を含め周辺空域での飛行制限や航路変更も行われています。今後影響が広がった場合には改めて本ニュースで情報提供させていただきます。

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