2026年1月2日エクアドルのノボア大統領は昨年来発令されている治安対策のための非常事態宣言を延長する旨発表しました。対象地域は首都キトを含む9県3都市で、期間は60日間で2026年2月28日までを予定しています
年末年始を含め殺人や強盗などの暴力行為が続発し、政府は治安維持のため非常事態宣言の延長を決定しました。対象地域はピチンチャ県、グアヤス県、マナビ県、サンタエレナ県、ロス・リオス県、エル・オロ県、エスメラルダス県、サントドミンゴ県、スクンビオス県の9県に加えコトパクシ県のマナ市、ボリバル県のラス・ナベス市およびエチェアンディア市の3つの都市となっています。首都キト市もピチンチャ県対象に含まれます。
今回の非常事態宣言は、2025年11月に発令された同様の措置を事実上延長する形となっています。当時も暴力事件の頻発を受けて複数県が対象とされており、治安情勢の改善が十分に進んでいないことが背景にあります。今回の発表に際して「ロス・ロボス」「ロス・チョネロス」「ロス・ティゲロネス」の3つの武装した犯罪組織が名指しで爆破や暗殺、殺人に関与したと指摘されています。地元メディアによると2025年11月以降非常事態宣言の対象県でも1200人以上が殺人被害に遭っている旨まとめられています。


