エクアドル中西部グアヤキル市内での爆発事案

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2025年10月14日午後エクアドル最大都市グアヤキル市内で爆発事件が発生しました。爆発現場はシェラトンホテル付近であり外国人を含む民間人の往来が多い時間帯での爆発事案でした。少なくとも1名が死亡、数十名が負傷しています。当局は本件をテロとして捜索を開始しました

 

本件は自動車に積んだ爆発物をホテルや商業地区のすぐそばで爆発させた事案であり、無差別テロの一つとして解釈できます。爆発によって付近で待機していたタクシー運転手1名が死亡し、そのほか通行人ら約30名が負傷したとされています。爆発地点の周囲では複数の車両や建物が損傷しており、グアヤキルを含むグアヤス州の知事は本件を「武装テロ攻撃」として表現し非難しており、現地警察が捜査を開始しています。

 

グアヤキル市はエクアドル国内でも治安リスクが高い地域とされており、過去にも爆発事件やギャング関連の暴力が報告されています。今回の事件は、市民生活の中心地で発生した突発的な暴力事案として改めて安全管理に気を配る可能性を示唆していると言えます。

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