メキシコ中部商業施設での銃撃事案

この記事のURLをコピーする

2024年6月6日メキシコ中部サポパン市のショッピングモール内で銃撃事案が発生し2名が負傷しました。2人組と思われる犯人らは逃走し、現時点で行方が分かっていません。一般の方も多く通行・利用する場で銃撃が発生した点に注意が必要です。

zapopan-shooting
銃撃を受け商業施設周辺に集結した治安当局(El Occidentalのウェブサイトよりキャプチャ)

本件はメキシコ中部の中核都市、グアダラハラに隣接するサポパン市のアンダレスショッピングモールで発生しました。レストランを利用していた弁護士が標的と見られており、同人とレストランの従業員が銃弾を受け負傷しました。同ショッピングモールは現地駐在中の日本人も利用する一般的な商業施設の一つです。被害者の弁護士と犯人もしくは犯人が属する組織との間にトラブルがある可能性が示唆されていますが、銃撃の背景は明らかになっていません。現在銃撃を行った犯人の追跡と捜査が行われています。

 

本件については日本人が巻き込まれていてもおかしくなかった銃撃事案として、在レオン日本国総領事館からも注意喚起がなされています。以下、改めて発信された注意事項となりますのでご確認ください。

(1)万が一発砲現場に遭遇してしまった場合は次のように行動し、安全の確保に努めてください。
・発砲現場から直ちに離脱してなるべく距離をとり、決して近寄らない。
・直近で事件が起き退避できない場合、両腕やカバン等で頭部を覆い、銃声のする方向に足を向けてうつぶせで伏せ、銃声が止んで退避可能と判断できるまでその場から動かない。
・付近の建物や堅牢な柱等の物陰に隠れる。
・退避する際は、極力姿勢を低くし物陰沿いに移動する。
(2)銃器を所持した犯人と遭遇した場合は、
・絶対に抵抗しない。
・犯人を直視しない、追わない。
以上のような行動を取り、生命身体の安全確保を第一としてください。

 

 

海外安全メールマガジン登録