メキシコ首都商業施設内での発砲事案

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2024年12月4日メキシコ首都市内グラナダ地区のMiyanaショッピングモール内飲食店で銃撃が発生し、少なくとも1名が死亡しました。ヘルメットをかぶった犯人2名が被害者の至近距離まで近づいたうえで発砲したとの目撃証言があります。犯人は現在も逃走中とのことです。

 

本件は商業施設内の飲食店を利用中の男性が、至近距離から銃撃を受け死亡した事案であり、無差別銃撃事案というよりは「標的殺人」と言える事案です。他方で、大勢が利用するショッピングモール内のレストランでの発砲であり、観光客等を含め一般の利用客が巻き込まれていてもおかしくない事案です。現地日本国大使館から、事件のあった商業施設が在留邦人も多く居住する地域であることも踏まえ以下、具体的な注意喚起が送信されています。

万が一発砲現場に遭遇してしまった場合は次のように行動し、安全の確保に努めてください。
・発砲現場から直ちに離脱してなるべく距離をとり、決して近寄らない。
・直近で事件が起き退避できない場合、両腕やカバン等で頭部を覆い、銃声のする方向に足を向けてうつぶせで、銃声が止んで退避可能と判断できるまでその場から動かない。
・付近の建物や堅牢な柱等の物陰に隠れる。
・退避する際は、極力姿勢を低くし物陰沿いに移動する。

また、銃器を所持した犯人と遭遇した場合は、
・絶対に抵抗しない。
・犯人を直視しない、追わない。
等の行動を取り、生命身体の安全確保を第一としてください。

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