メキシコ南東部豪雨による被害拡大

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2025年10月中旬からメキシコ国内の複数州で降雨による被害が拡大しています。19、20日には特にベラクルス州、オアハカ州、チアパス州、タバスコ州などの南東部で更なる豪雨が予報されており局地的な豪雨による洪水や地滑りのリスクが高まっています。

 

メキシコ国家国家気象庁(SMN)によれば、熱帯低気圧の接近と湿った空気の流入により、現地19日から20日にかけての48時間で最大150mm以上の降水量が観測される可能性があると警告。一部地域では、道路の冠水、河川の増水、土砂災害の発生が懸念されています。

現地ではすでに数日間にわたり断続的な雨が続いており、地盤が緩んでいる地域も多く、今後の降雨によってさらなる被害が出る可能性があると報じられています。豪雨が予報されている地域は首都メキシコシティにも近く、市街地でもある程度の降雨が予測されており、都市部での交通障害にも注意が必要です。

国家防災庁(CNPC)は、住民に対して以下のような行動を推奨しています:

  • 洪水・地滑りの危険がある地域では、避難経路と避難所の確認を
  • 河川や斜面付近への接近を避けること
  • 最新の気象情報を随時確認し、自治体の指示に従うこと

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