パナマ首都市内日本人の強盗・負傷被害

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2025年4月13日パナマ首都パナマシティ市内カリドニア地区で日本人の旅行者2名が強盗被害に遭い、負傷しました。前後から3人組に挟まれバッグを強奪された際に、引きずり回され全身を負傷しました。現金、携帯電話、パスポート等の貴重品が入ったカバンを奪われています。

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現地日本大使館が公表しているパナマ市の犯罪要注意地区マップ

現地日本国大使館によれば、事件が発生したのは13日日曜日の16時であり、パナマシティ市内の南側カリドニア地区内、シンコ・デ・マジョ駅からカスコビエホの間とのこと。観光中の日本人2人組が小道に入った際後ろから男性に声をかけられながらそのまま進んだところ前からさらに2人組がやってきて挟撃される形になった模様です。被害に遭った日本人が大声を出して抵抗したこともあり、カバンを振り回して引きずられて全身を負傷しています。

 

強盗事案の場合には犯人側は金品が最大の標的であることが一般的です。被害者に危害を与えたり、命を奪うことは必ずしも目的ではなく、抵抗を受けた際に暴力行為に及ぶことが多いため、強盗に遭遇した際には抵抗せず、金品を手渡し犯人に逃げてもらうことが命・身体を守るコツと言えます。

また、今般被害が発生したカリドニア地区は現地日本大使館から特に犯罪が多い地域として「特別注意エリア」に指定されていました。強盗被害が発生している地区に近寄らない、被害に遭わないよう人通りの少ない場所に不用意に立ち寄らない、といった工夫も重要です。

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