ペルー国内感染症対策のための非常事態宣言

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2024年5月24日ペルー政府は同国内でのデング熱患者の急増を受け、国内20地域に対し、29日以降も公衆衛生非常事態宣言を60日間延長する旨発表しました。本年だけでもデング熱により220名以上が死亡しており、引き続き蚊に刺されない対策が強く推奨されます。

 

今回の公衆衛生非常事態宣言の延長対象はアマソナス、アンカシュ、アヤクチョ、カハマルカ、クスコ、ワヌコ、イカ、フニン、ラ・リベルタ、ランバイケ、リマ、ロレト、マドレ・デ・ディオス、パスコ、ピウラ、プーノ、サン・マルティン、トゥンベス、ウカヤリ各州とカヤオ憲法特別市となっています。同国保健当局によれば本年同国内で確認されたデング熱患者は23万人を超え、内220名が死亡しています。致死率こそ高くないものの、感染エリア、感染者数ともにこの一か月程度で急拡大しており、警戒が呼び掛けられています。

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