2024年6月18日、イスラエル軍は「レバノンでの攻撃作戦を承認した」と発表しました。22日には同国外務大臣がX上で「重要な決断を下す」と投稿しています。昨年後半からレバノン領内を拠点とする武装勢力ヒズボラはイスラエル北部に攻撃を繰り返しており、今後イスラエル軍の反撃が一層激化するものと見られます。
国連やアメリカ、周辺国はイスラエル軍とヒズボラの衝突激化は地域全体を更に不安定化させるとしてイスラエル、ヒズボラに自制を促しています。ただし、国際社会の足並みはそろっておらずイスラエル軍、ヒズボラともに矛を収める状況ではない点に十分注意が必要です。