レバノン首都米国大使館付近での銃撃戦

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2024年6月5日現地朝、レバノン首都ベイルート市内のアメリカ大使館付近で発砲事案があり、レバノン軍が反撃、一時周辺が銃撃戦状態となりました。犯人は負傷しその場で逮捕されました。米国大使館関係者に負傷者はいませんが、警備員1名が負傷しました。

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現地アメリカ大使館が発した注意喚起

逮捕された犯人は一人で、シリア人と報じられています。大使館周辺を警備していたレバノン軍が速やかに出動し、犯人との銃撃戦中、犯人が負傷したとのこと。犯人は病院で治療を受けており、今後、回復を待って取り調べが行われる予定です。現地報道によれば犯人はISISとの関係性が疑われているとされています。

発砲事案発生直後に現地米国大使館はホームページやX等で事件の発生を周知し、現地滞在中の米国人に注意喚起を行いました。

 

レバノンでは、イスラエル国境付近で銃撃事案が続発している他、レバノンを拠点とするイスラム武装勢力ヒズボラとイスラエル軍の間で軍事衝突が断続的に発生しています。

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