2025年12月30日シリア西部ラタキア市において宗派間対立に伴う暴力事件が相次いだことを受け夜間外出禁止令が発令されました。外出禁止令は午後5時から翌朝6時まで適用され、市内各所で治安部隊が巡回を強化しているとのことです。
ここ数日、ラタキア市内ではイスラム教アラウィー派住民を狙ったとみられる攻撃が複数発生し、車両や店舗が破壊される事案が確認されています。また、治安悪化に抗議する住民の集会が暴力化し、少なくとも4名が死亡したと報じられています。治安当局は、暴力行為や宗派対立を扇動したとして21名を拘束したと発表しました。
ラタキアはアラウィー派の地盤であり、旧アサド政権関係者の影響が残る地域とされています。近年はシリア西側海岸部でも治安不安が高まっていると指摘されています。今回の外出禁止令は、宗派間の緊張が急速に高まる中での措置とみられます。


