トルコ大都市イスタンブール市内教会での銃撃事案

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2024年1月28日現地昼前にトルコ最大都市、イスタンブール市内サンタ・マリア教会で銃撃事案が発生しました。日曜日のミサに集まったキリスト教徒が標的だったと思われ、男性1名が死亡しました。覆面を被って教会を襲撃した2名組は武器を持って逃走中であり、大規模な捜査が行われています。

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一般の方も多く往来する市中での銃撃事件に対応する警官ら(BBCのウェブサイトよりキャプチャ)

事件は現地11:40頃に発生し、キリスト教会内で行われていたミサの入り口付近に立っていた男性が銃撃を受け死亡しました。被害者は52歳の現地人男性であり、近々キリスト教の洗礼を受け、キリスト教に改宗する予定だったとのこと。

監視カメラの映像では、覆面を被った二人組は男性以外を標的とした銃撃は行わず、大多数のミサ参加者は無傷でした。本件は事件の映像を見る限りにおいて、多数を死傷させる目的の犯行というよりも死亡した男性だけを標的とした犯行のようにも見えます。ただし、犯人ら2名は武器を持ったまま逃走中であり、現在治安当局が大掛かりな捜索を続けています。

 

トルコのエルドアン大統領、イスタンブール市長は共に本件を強く非難し、犯人らを追い詰める旨言及しています。

 

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