イエメン武装勢力とイスラエル軍の武力攻撃応酬

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2024年7月19日イスラエルの商業都市テルアビブに対し、イエメンから飛来したドローン攻撃が行われ民間人1人が死亡、10名以上が負傷しました。20日にはイスラエルがイエメン領内のホデイダを空爆しました。両者は武力攻撃の応酬を継続する姿勢を見せており事態の注視が必要です

 

昨年10月7日以降、イスラエルと継続的に戦闘を続けているパレスチナ武装勢力ハマスに連帯を示しているイエメン武装勢力フーシがイスラエルに対し遠隔での攻撃を実行したのは19日が初めてでした。通常防空システムで守られているイスラエル領内ですが今般何らかの理由で防御をすり抜けたドローンにより爆発が発生し、民間人に被害が出た模様です。

19日の攻撃に対する反撃としてイスラエル軍は約2500キロ離れたイエメン領内西部ホデイダに空爆を実施し、石油保管施設などを破壊しています。距離的に離れていたこともあり、イスラエルがイエメン領内を空爆するのはこれが初めてでした。両者はお互いを非難し、攻撃がなされれば反撃を加える旨発表しており、今後衝突の拡大が現実となるか注視が必要な状況です。

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