2025年11月26日ナイジェリア大統領は全国を対象とした治安対策のための国家緊急事態を宣言しました。直近同国各地で大規模な襲撃や拉致事件が相次ぎ、児童や生徒を含む数百人が連れ去られる事態となっていることへの対応です。
2025年11月22日ナイジェリア北西部ナイジャー州の寄宿学校が武装集団に襲撃され、生徒・教職員あわせて200名以上が拉致される事件が発生しました。銃で武装した男らが夜間に校舎へ侵入し、教職員を脅迫したうえで多数の生徒を連れ去りました
2025年11月17日ナイジェリア北西部ケビ州マガ町の寄宿制女子校で武装集団による襲撃事件が発生しました。現地報道によれば、銃で武装した男らがバイクで校舎に乗り付け、学校の寮に侵入、副校長を射殺したうえで女子生徒25名を拉致しました。犯人らと女子生徒の行方は不明です
2025年10月20日ナイジェリアの首都アブジャや最大都市ラゴス等で人権団体や学生らを中心とした反政府抗議集会が呼びかけられています。衝突等の可能性も否定できませんので群衆への接近はおススメできません
2025年8月19日ナイジェリア北西部カツィナ州ウングワン・マンタウのモスクにおいて、武装集団による銃撃事件が発生し、礼拝中の住民少なくとも13人が死亡しました。現地当局によれば、犯人らは農地に身を潜めていたとみられ、突発的にモスクを襲撃したとされています。
2025年7月31日ナイジェリア南東部、アクワ・イボム州エケット地区のホテルにて、州警察が武装した犯罪グループの一斉摘発が実施されました。容疑者2名を逮捕し、拳銃や実弾、違法薬物等を押収しました。グループの幹部とみられる2名は現場から逃走中です
2025年6月14日ナイジェリア中北部ベヌエ州のイェレワタ村落を武装集団が襲撃し、少なくとも100人以上が死亡しました。行方不明の人も大勢おり被害者数の拡大も懸念されます。遊牧民と農民との利害対立による襲撃事案とみられています
2025年5月26日ナイジェリア首都アブジャ市内南東部の軍人兵舎付近で爆発が発生し少なくとも1名が死亡、1名が負傷しました。現時点で爆発の原因は不明ですが、何らかの爆発物が用いられた可能性が指摘されています。
2025年4月4日ナイジェリア南東部アビア州内の幹線道路沿いで警官の護衛をつけて移動していた中国人一団が待ち伏せ攻撃に遭い、中国人2名を含む3名が死亡しました。死亡者以外に中国人4名、警官2名は救出されています。待ち伏せしていた武装集団は警護していた警官らから武器を奪い逃走しています。
2025年3月31日ナイジェリア疾病予防管理センターは今年1~3月までラッサ熱の感染が広範囲に広がり、既に118人が死亡したと発表しました。ネズミによって媒介される同疾病への警戒を高め、衛生管理を徹底するよう呼びかけています。滞在中の方もご注意下さい。
