アメリカ ニューヨーク地下鉄駅での銃撃事案

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2024年2月12日アメリカ東部ニューヨークの地下鉄車内で発生したグループ間の口論に端を発し銃撃事案が発生しました。少なくとも1名が死亡、5名が負傷しています。事件発生時大勢の一般の乗客も乗っており、日本人が巻き込まれていてもおかしくはない銃撃事案だったと言えます。

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地下鉄駅での銃撃で列車を待っていた通行人にも負傷者が出ていることを伝える映像(英ガーディアンのウェブサイトよりキャプチャ)

銃撃が発生したのはNY地下鉄マウントイーデン駅のホーム上でした。NYヤンキースの本拠地であるヤンキースタジアムから2キロほどの距離にあり、治安が極端に悪い路線というわけでもありません。事件発生前に、異なるグループ間のトラブルから口論になり、片方のグループのメンバーが発砲したことで事件が始まりました。銃撃を受けたグループは停車した駅のホームに逃げようとしたものの銃撃は続き、周囲にいた無関係の人にも流れ弾が命中したとのこと。死亡した男性は口論に関係していた模様ですが、10代~70代まで、当初口論に関与していたグループ以外の負傷者が6名います。

銃撃犯は現時点で逃走中であり、警察が犯人の特徴を提示して情報提供を求めています。

 

本事案は日本人を含む外国人観光客にも無関係ではありません。アメリカでは銃の流通量は日本とは比較にならないほど多く、些細な口論・けんかをきっかけに銃撃が発生することも稀ではありません。周囲の異常事態にいち早く気づくこと、そしていざという時に自分の身を自分で守るための原理原則を頭に入れておくことを強く推奨します。

 

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