2025年10月31日アメリカ米国ミシガン州でハロウィーン週末を狙ったテロを計画していたとされるグループ5名が逮捕されました。逮捕されたのはISISの支持者とみられており、デトロイト近郊で攻撃を行う準備をしていたとのこと
米連邦捜査局(FBI)は31日朝、ミシガン州デトロイト郊外のディアボーンおよびインクスターにて、16~20歳の5名をテロ計画・未遂の罪で逮捕しました。容疑者らはオンラインチャットルームを通じてISISの思想に影響を受けたとされ、ハロウィーン期間中に暴力的な攻撃を計画していた疑いが持たれています。攻撃の対象はデトロイト近郊の米軍武器庫(Detroit Arsenal)だったとみられています。
FBIは今回逮捕された5名が頻繁に射撃場を訪れていたこと、また合法所持の銃器を含め多数の銃器を所持していることなどが捜査の過程で確認できており、テロの可能性があるとして逮捕に踏み切りました。今回の事案は地元警察等との連携が機能しFBIがテロを未然に防いだと評価されています。なお、本件は今年ミシガン州で阻止された2件目のテロ計画とされています。
独立記念日や宗教行事に絡んだパレード、祝祭イベント等はアメリカにおいてテロの標的となりうるという点は認識が必要です。すべてのイベントに一切参加しないようにする、というのは安全対策としてやや過剰と考えますが、イベントに参加する場合には常に周囲の状況に注意し、不審な行動を継続する人物や持ち主不明で放置されている物品を見かけた場合は速やかにその場を離れることをおススメします。


