2024年5月13日、仏領ニューカレドニアの一部でフランスからの独立を主張するグループの抗議活動が一部過激化しました。幹線道路の通行を阻害したり、建物や駐車車両への放火行為が相次ぎ、複数が逮捕されています。15日朝まで中心都市ヌメアには外出禁止令が発令されています。
日本政府、フランス政府、オーストラリア政府は現地滞在中の自国民に対し、緊急の注意喚起を発し、外出を控えるよう呼びかけています。
なお、ニューカレドニアでは過去3回にわたりフランスからの独立について賛否を問う国民投票が行われていますが、いずれもフランス領残留派が多数を占めています。