セルビア首都空港爆破予告に伴う空港閉鎖

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2022年4月5日セルビア首都ベオグラードにあるニコラテスラ空港に爆発物が設置されているという報告があったことから、空港内の人々を避難させ、同空港を閉鎖する事案が発生しました。ターミナルの捜索活動を行った結果、異常が確認されなかったことから、空港内の閉鎖は解除されています。

 

また、航空会社エアセルビアのベオグラード支店でも同様の爆破予告があり、爆発物処理班が出動する事態が生じています。これまで、3月の中旬以降、計10回、モスクワ行き及びサンクトペテルブルグ行きの航空便において爆破予告があり、いずれも緊急着陸をして詳細な調査が行われましたが、実際に爆発物は見つかっていません。

 

爆破予告そのものは海外あるいは紛争国だから発生するわけではありません。日本国内でも直近新潟県妙高市役所等への嫌がらせとみられる爆破予告・脅迫が発生しているほか、大学や学校、銀行等への爆破予告は数多く発生しています。こうした予告だけであれば誰でもできてしまうため、おそらく愉快犯であると思われますが、​​万が一滞在中類似の事態に遭遇した場合は、治安当局の指示に従い速やかに避難することをおススメします。

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