ウズベキスタン国内カラカルパクスタン地域非常事態宣言

この記事のURLをコピーする

2022年7月1日ウズベキスタン国内西部、カラカルパクスタンの中心都市ヌクスで同国憲法改正案に対する反政府抗議デモが一部過激化しました。

この事態を受け、ウズベキスタン政府は7月3日以降、カラカルパクスタン地域全域で非常事態宣言を適用し、夜間外出制限、通信制限、移動制限等を行う旨発表しています。現在宣言の有効期間は1か月とされています。

nukus-protest

現地では通信手段が遮断されているとのことで、最新の詳細な情報が入ってきていません。また、空港や道路の利用も制限されているとの情報もあります。ウズベキスタン国内に滞在中の方は現地最新情報に十分注意することをおススメします。特に在ウズベキスタン日本国大使館は

「当面の間、カラカルパクスタン共和国への渡航は極力控えていただくと共に、カラカルパクスタン共和国内に滞在されている方は慎重に行動していただくようお願いいたします。」

同地域への渡航を避けるよう呼びかけている点ご注意下さい

 

カラカルパクスタン地域はウズベキスタンの国内でも高度な自治が担保されている地域です。今般のウズベキスタン憲法改正に伴い、どう地域の自治が脅かされるとの懸念から抗議活動が拡大したものと想定されます。

 

海外安全メールマガジン登録