メルボルン市内中心部での刺殺テロ事件

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2018年11月9日現地16:20頃メルボルン市内バークストリートとスワンストンストリート交差点付近で小型ピックアップトラックが歩道に突っ込み炎上しました。ピックアップトラックを運転していた男が刃物を持ち出し、周囲の通行人3名を刺しました。刺された通行人1名が死亡しています。駆け付けた警察官が犯人を銃撃し、犯人は病院で死亡しています。

 

犯人の名前等は現時点で発表されていないようですが、公開されている監視カメラ映像によると犯人は大柄な黒人男性です。信ぴょう性は定かではありませんが、ISISが傘下のアマク通信を通じて『犯人は我々の戦士である』と発表しています。

 

現地治安当局は本件を「テロ」であると言及し、事件の背景、犯人の動機等を捜査中です。また事件現場周辺のトラムをはじめバイク等の進入は禁じられました。

 

メルボルン市内では2017年、2018年にかけて今回で3回目のテロ事件発生となります。現地日本国総領事館は滞在中および今後メルボルンに訪問する予定のある日本人に対し、以下のような注意喚起を行っています。

 

(1)最新の関連情報の入手に努める。
(2)テロ・誘拐等の標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に十分注意を払う。
(※)ショッピングモール,スーパーマーケット,レストラン,ホテル,観光施設,リゾート施設,各種イベント会場,劇場,コンサート会場等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等

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