2019年9月2日、南アフリカのヨハネスブルク中心部ビジネス地区(CBD=Central Business District)で、アフリカ系外国人と地元住民の間の対立が一時先鋭化し、暴力的な衝突が発生しました。この影響で少なくとも2名が死亡しています。
報道によればアフリカ系外国人と地元住民による小競り合いが徐々に大きくなってしまったものとのこと。結果的にアフリカ系外国人が経営する商店や物資輸送車等を対象とした略奪や放火が発生し、混乱が広がりました。
警察がゴム弾を使用する等して暴動を鎮静化しましたが、一部混乱の中、銃撃による死傷者が出ました。なお、最初に暴動が発生したCBD地区のジェップスタウンからアレクサンドラ、ケンプトンパーク及びジャーミストン等にも影響が広がったとの報道もあります。警察は3日、地元コミュニティとの協議も行って今後の混乱を防ぐ努力をしていますが当面の間、類似の衝突を否定しきれませんので、滞在中の方は現地の最新情報に留意ください。