2022年12月14日レバノン南部、イスラエルとの国境地帯付近で、国連レバノン暫定隊に対する銃撃事案が発生しました。この事案でアイルランド人職員1名が死亡、他に3名の国連関係者が負傷しています。テロ組織ではなく、「国連に否定的な地元の一団」による犯行が示唆されています。
Last night a peacekeeper was killed and three others were injured in an incident in Al-Aqbieh, just outside UNIFIL’s area of operations in south Lebanon.
We offer our deepest condolences to the friends, family, and colleagues of the peacekeeper who died.
— UNIFIL (@UNIFIL_) December 15, 2022
アイルランド軍の発表によれば、8名の国連関係者が乗った監視パトロール車列が14日21時頃に集中的な銃撃を受けたとのこと。
同地域は日本政府危険情報で「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が設定されている他、米・英・豪もレバノン全土および同国南部には高いリスクレベルを設定している点に改めて注意が必要です。現時点でよほどの理由がない限りレバノン特に同国南部イスラエルとの国境付近に接近することはおススメできません。