2025年9月27日ギニア政府は大統領選挙を同年12月28日に実施することを正式に発表しました。2021年の軍事クーデター以来初の選挙となります。憲法が改正され軍指導者の立候補も可能となったことから政治的リスクのある選挙と言えます
選挙日程の発表後、ギニア全土では治安当局による警戒が強化されています。特に夜間には首都コナクリのカルム方面や地方道路において検問が設置されているとの情報があります。過去同国での選挙や政治的背景のある抗議デモ周辺で、外国人を含む拘束事例も報告されており、滞在中の方は選挙が完全に終了するまで群衆に近づかないといった工夫を強くおススメします。
なお現地では治安の維持を名目とした情報統制も一部ルール化されています。憲法改正に伴う国民投票前に行われた規制はやや緩和されたものの選挙報道に関する規制は継続中です。最新情報は信頼できる国際報道や大使館情報を通じて随時確認してください。