ナミビア治安最新情報(2024年2月)/海外安全.jp


0.ナミビアにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在ナミビア日本国大使館 :+264-(0)61-426-700

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察       :10111

◎救急/消防      :211111

ディスクレイマー

・本ページは日本・アメリカ・イギリス・オーストラリアの各政府が発表しているトラベルアドバイス類を比較し、情報提供を行うことを目的としています。

・当サイトに記載の情報は、各国政府の発表内容及び当サイトが信頼に足ると判断した各種メディア情報を踏まえて掲載しています。

・本ページに記載された内容は各国における皆様の安全を担保するものではありません。

・当サイトでは、本ページ記載の情報を基に行った皆様の判断によって引き起こされる損害等の責任は負いかねます。

・海外への渡航に際しては、日本政府外務省や所属されている組織/団体、旅行会社等の具体的な助言に従い、ご自身で安全確保に努めていただくようお願いします。

・新型コロナウイルス感染症の関連情報は頻繁に変化しますので最新情報をご自身で確認いただくようお願いします。

本稿執筆監修者 / 海外安全.jp代表 尾崎由博

1981年生。2006年より国際協力機構(JICA)にて勤務。インド、パキスタン、アフガニスタン等南アジアにおける安全対策、開発支援案件の形成、実施を担当。パキスタン駐在中国政選挙や首都における大規模反政府デモ等に対応し、現場での安全管理業務ノウハウを体得。2016年7月に発生したバングラデシュ、ダッカレストラン襲撃事件後に発足した安全管理部の第一期メンバーとしてJICA安全対策制度、仕組みの多くを構築した他、組織内の緊急事態シミュレーション訓練を担当。国連機関及び世界銀行の危険地赴任者向け訓練等を受講しており、JICAのみならず国際機関の安全対策研修内容も熟知。2018年より独立、2020年株式会社海外安全管理本部を設立し代表取締役就任。クライアント行政機関、大手セキュリティー企業、開発コンサルティング企業、電力関連企業、留学関連企業、各種大学法人、一般社団法人や独立行政法人など講演実績:大阪弁護士会「パキスタン投資・リスクマネジメントセミナー」海外コンサルタンツ協会「海外活動安全強化月間セミナー」日経メッセ「セキュリティショー」「多元化する危機管理」他多数。日本経済新聞2020年11月24日付13面に寄稿記事が掲載。

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1.総論

各国ともナミビアに対してそれほど強い注意喚起を発していません。
日本のみ北部アンゴラ国境沿いにリスクレベルの高いエリアが設定されていますが、英・米・豪は全土に対し強い注意喚起を発していない状態です。

【海外安全.jpのコメント】

ナミビアはアフリカ諸国の中では相対的に安全な国と言えます。旅行者を狙った犯罪がないわけではありませんが、一般常識にかなった注意力及び金品の管理を行うことで安全に旅行ができる国と言えます。

2.日本政府の危険情報

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「レベル1:十分注意してください」が設定されている地域

全土

2024年2月22日付で日本政府外務省はナミビア国土の大部分に対し危険情報を引き上げました。

以前は北部オハングウェナ州、西カバンゴ州北部、東カバンゴ州北部及びザンベジ州に対してのみ不法移民の流入や麻薬・銃器の密輸グループが活動していることを理由に「十分注意してください」が設定されていましたが、直近の犯罪発生件数の高止まりを受け、首都ウインドフックを含め全土が「十分注意して下さい」に変更されています。

ナミビアは政治的に安定しており、治安がアフリカ諸国の中でも安定しているとの評価がされていますが、失業率が高止まりしていることもあり、首都ウィントフック等都市部に不法居住者が増えており、犯罪も増加傾向にある旨記載があります。

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3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

新型コロナウイルス感染症に関連した警戒レベル設定は解除されています。

全土

特段の注意喚起はありません。
全土が「一般的な注意を払ってください:Exercise normal precaution」の対象です。

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

イギリス政府はナミビアに対しリスクレベルを地図上で表記したリスクマップを掲示していません。

特段の注意喚起はなく、全土が「渡航前に注意事項を確認してください:See our travel advice before travelling」相当と言えます。

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、2020年~2021年10月末までオーストラリア政府は全ての国に対する渡航をやめるよう呼びかけており、すべての外国が「Do not travel : 渡航を止めてください」に指定されていました。2021年11月1日以降順次リスクレベル設定は引き下げられており、現在ナミビア全土は「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」に設定されています。

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全土に対し特段の注意喚起はありません。ただし、都市部ではスリやかっぱらい、車上荒らし等の犯罪がしばしば発生する点注意喚起があります。また、タクシーの表示のない車両では運転手による強盗の可能性もあり、使用を控えるよう明記されています。

6.最近の治安ニュース

(リンク挿入予定)

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