「変化」を踏まえた安全対策強化の考え方

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治安情勢が変化したら従来の安全対策は無力

前回(最善を望みつつ、最悪に備えよ)前々回(治安情報は「変化」に要注意)の記事で治安情勢が「変化」していないか、日々チェックすることの重要性をご理解いただけたのではないかと思います。

特に注意すべきなのは

 

・犯罪や事件の数が急に増えていないか?

・凶悪犯罪の多発地域が移り変わっていないか?

・外国人を標的とした事件の割合が増えていないか?

・名前を聞いたことがない犯行グループが急に活動を活発化させていないか?

 

といったケース。皆さんの身に危険が迫っている可能性がある時は慎重に情報を収集してください。特に危険性を否定しきれない場合、その可能性が否定できるまでは最悪に備える意味で慎重に行動するべきです。(◎日以内に自分たちにも被害が及ぶテロや襲撃が実行されるであろうという情報は通常入手できません)

 

なぜなら、これまで講じてきている現地での安全対策は変化が確認される前の治安情勢に基づいて設定されたものです。治安情勢が悪化している可能性があるならば、これまで通りの安全対策では関係者を守り切れないということですね。

 

こうアドバイスするとたいていのお客様は

 

「慎重に行動する」というのはどういう意味なのか?

一切現地活動を止めたほうがよいのか?

どのように安全対策を強化すればよいのか?

 

という反応をされます。

 

皆さんもその意味合いを知りたいと思いますので、次のページでも詳しく説明します。

 

 

【次ページでは・・・治安情勢が変化した際の安全対策強化の考え方をご説明します